2018年もWEB業界では様々な進化や、革命が起きました。

「Google Maps Platform」

ビジネスからプライベートまで、幅広く活用されている「Googleマップ」
5月8日、Googleの公式ブログで発表された「Google Maps Platform の提供を開始」というニュースは、多くの注目を集めました。
プランや機能がわかりやすくまとめられ、さらに進化したことも注目されましたが、やはりAPIキーの発行が必須となり、料金体系が作新されたことが衝撃でした。

Googleマイビジネス

実店舗にとって、「Googleマイビジネス」は自社サイトより重要になりました。また、スマートフォンの普及により、ユーザーの位置情報を検索結果に反映するローカル検索も一般化してきました。
ローカル検索に対応したGoogleマイビジネスの活用は、今後の実店舗の集客に欠かせなくなってきます。
多くのアクセスを集めたということは必要性を感じている店舗オーナーも多いようです。

「インフルエンサー・マーケティング」

2018年のBtoCマーケティングで最も注目を集めた手法は「インフルエンサー・マーケティング」でしょう。
数年前から耳にする機会が増えていましたが、今年は支援する企業、サービスが多く登場し、手法として定着し始めました。
インフルエンサー・マーケティングのメリットデメリットといった基本知識は、2019年活躍するマーケターの必須知識となるでしょう。

「インスタ映え」がいわゆる「フォトジェニック」だけを指すのではなく、「ムービージェニック」を指すようになり、「動画映え」という言葉も登場しました。
動画広告の市場は拡大し続けていますが、数年後には動画を用いたインフルエンサー・マーケティングがスタンダードになっているかもしれません。

「ダイナミックプライシング」

ダイナミックプライシングとは、リアルタイムな需要供給の変化からAIやシステムが価格を動的に設定する仕組みです。
バス・新幹線・飛行機、ホテル、スポーツ観戦、テーマパークなどで導入が進んでいます。
また、Amazonがダイナミックプライシングの仕組みを用いて一日に250万回も価格を調整し、売り上げを27%伸ばしたというデータもありました。
2019年は、さらに広い業界で普及し、「昨日100円のものは明日も明後日も100円」という常識が変わるかもしれません。