量販店とネットショップ

実店舗はネットショップより優れるところは、商品を自分の手で確認したり、試しに使ってみたりすることでしょう。他方、ネットショップでは、場所や時間に制限されずにショッピングすることでしょう。

ネットショップの優れたところはそれ以外にもあります。それは関連商品をキーワードで検索できることです。欲しい商品はもう決まったり、商品の名前はもう知っていたりするなど、事前に商品の情報がわかるなら特に困ったりはしません。ただ、ぼんやり商品の特徴や名前を覚える場合は非常に困ります。パソコンやスマホなど新しいテクノロジーを探したいときには特にそうでしょう。

それと関連する、筆者が困ったエピソードをシェアしたいと思います。

家電量販店に行って困ったこと

そのとき感じた筆者はある日、スピーカーの接触不良によって、家電量販店で1階のパソコン関連コーナーで両端が3.5mmのコードを探しに行きました。見つからないので店員さんに聞いてみたら3階のオーディオコーナーにあるそうです。
ことは「なぜスピーカーにも使われるもの(3.5mmのコード)なのに、パソコンコーナーにはないのか」ということです。

それは多分、日本は3C製品という概念がないからです。パソコンもスマホも家電も別々のコーナーになっています。自然に、店で商品をコーナーごとに並ぶのが普通です。

3C製品とは?

3C製品とは主に海外(台湾など中華圏)で多用されるコンピュータ(Computer)、通信(Communication、現在はスマートフォンを含む携帯電話などを主に指す)、家電(Consumer Electronics)の3つの機器に対する総称です。

そのような言葉が流行ったおかげで、中華圏は3C製品の周辺器材(イヤホン、ブルートゥーススピーカーなど)が一緒に並ぶことが多いです。パソコン、家電、スマホ、それらを別々にするのではなく、3C製品というコーナーでまとまっています。

筆者にとって、実店舗は3C製品の概念を使って、関連する商品を一緒に並ぶほうが、非常にありがたいことです。ただ、それだけでは足りないような気がします。

今の時代では、商品の並び方で勝負するのが難しいです。もちろんそれも重要ですが、それ以外の戦略も考えなければなりません。そこで、検索コーナーの設置をおすすめします。

まとめ

検索コーナーは一回設置するだけで終わりになります。機械なら疲れることもないし、他の機械とシフト制にする必要がありません。

また、コロナのなか、お客様を案内して商品を説明するとき、スタッフにとっても、お客様にとっても、やはり不安を感じるでしょう。両者の不安を取り除くために、検索コーナーを設置する必要があると感じます。

ネットショッピングが主流の現在、ECサイトの設立と実店舗での活動の両方を駆使して

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